牡蠣礼讃

読むと猛烈に牡蠣が食いたくなりますw

牡蠣礼讃 (文春新書)

牡蠣礼讃 (文春新書)


ちょっとした気まぐれで読んでみたのですが。
本の主題である牡蠣とは少しずれたところで感動。
感動ってのも大げさですがw
ただ、自分にとって身近な地域の話が多かったので、ちょいと感情移入してしまいました。


牡蠣も海苔も養殖技術の特許を取らず、漁村の人達に公開した人達。
奥中山*1の産業の礎を築いた人達。
こういう人達こそ偉人だ、と。
宮沢賢治が理想とし、実践しようとした生き方そのものに思えましたよ。*2

*1:岩手県北の村

*2:や、殺生戒を守る賢治に漁業や牧畜はできなかったでしょうけど、ね。