いまさらだけど「あるある捏造」について

時期を外しちゃった感もあるのですが、あとで書く、と書いてしまったので書きます。
まとまってから書くつもりだったのだけど、結局まとまらなかったので、思ったことをつらつらと。

捏造について

またか、って感じ。
TVをそのまま鵜呑みにしないようにはしてるけど*1、ウソを見抜くのも難しいですよね。
それなりに説得力を持つような構成になってる(じゃなきゃ誰も信じない。)から、疑いつつもついホントかもと思ってしまいます。


今回の件で捏造とかやらせとかそれなりに追求されるでしょうけど、なかなか解決しないでしょうね。
業界体質みたいな問題も絡んでいるだろうし、そもそも追求の方向性も間違っているような気が。
穿った見方だけど「あるある」をスケープゴートにしてやり過ごそうとしているようにさえ見えます。


やっぱり自衛のためにリテラシを身につけないと。

ダイエットについて

基本足し算引き算ですからねぇ…。
原則として、出入りを計算して入る量が大きければ太るし、出る量が大きければやせる。
ということは、何か食べてやせる(運動量は変わらないと仮定。)というのは、

  • 燃費が落ちて少ない運動でもエネルギーを消費するようになる。
  • 消化器系の機能を阻害して吸収しないようにする。

のどちらかだと思うのですよ。*2
どちらにしろ、過度にやると危ない気がするな、と。*3


ま、納豆を多少多く食べたからって大したことにはならないでしょうけど。

ニセ科学について

ダイエットとか健康関係って、ニセ科学、もしくはそれに近いものが多くありそうな気が以前からしているのですよ。


たとえば、"XXXXを○○ミリグラム配合!"とか書かれた製品ってよくあるじゃないですか。
でも、そのXXXXがどういうものでどの程度の摂取が適切なのかという情報って、あまり耳に入ってこない。
や、そういうもの全てがニセ科学といっているわけじゃないんです。
でも普通に生活していてそういう情報はあまり入ってこないし、入ってきてもそれがどの程度信頼できるのか分からない。
現状、ニセ科学かどうか判断するには結構な労力が必要なわけです。


あと、「土用丑の日」みたいな宣伝テクニックを使っている商品もあるでしょう。
個人的には、ちょっと前からよく見る「酸素が多く含まれた水」関係の製品なんかがそれに近いんじゃないかと思ってます。(私が見た範囲では)効果を謳ってないだけ許せるので、たまに買うのですがw
そういう手法自体を全否定する気はないのですが、ノイズを増やして判断を鈍らせる要因にはなっていそうな気がします。


そんなこんなで、ニセ科学が跋扈しやすい土壌じゃないかな、と思うわけです。
気をつけると言ってもなかなか難しいのですが、やっぱり気をつけないと。

*1:というかTVそのものを見ることがほとんどないけど。

*2:あと、その食品に含まれているカロリーが少ないって可能性も思いつくけど、今回のは"ローカロリィなものでおなかを満たそう"方式の話じゃないから除外。

*3:ここら辺の話は、何も調べずに漠然と思い浮かんだことを書いてます。全く的外れなことを言ってるかもしれないのでツッコミ歓迎。