邪魅の雫

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

読みました。
いやー、分厚かったーw
でも、なんとか土日を使わずに読みきりました。


で、おもしろかったですよ。
実は私、このシリーズの前2作↓*1はいまひとつおもしろいと思えなかったんですよね。

だから今回、読むかどうかちょっと迷ったんですが。
でも、読んで正解でした。
オススメです。


で、こっからはたわ言の部類なんで流して欲しいんですが、京極夏彦の書く作品の事件って後味悪いんですよね。
や、まあ、ミステリだし、人殺しの話だし、後味良い方がおかしいんですが。
ただ、いつも事件が起きるところまで話が進むと、"ああ、起こっちゃった"とか"別に事件がなくてもよいのに"とか思っちゃうんですよねー*2
だからときどき、人が死ななくて後味悪い事件も起きない話を読むとほっとするのですよ。


うーん、なんかミステリ好きにあるまじき発言をしちゃったような気がするw
まあいいか。

*1:検索しても文庫版しか出てこない。何故だ?

*2:京極夏彦の作品に限った話ではないんですが。