贋作・罪と罰

今日は久しぶりに演劇を見てきました。
NODA・MAP第11回公演「贋作・罪と罰」。
軽く感想なんぞを書いてみようかと思います。
これから見に行く可能性のあって事前に余計な情報を入れたくない人は続きを読まないで下さい。


では、感想。

松たか子ががんばってたなぁ。
正直に言うと、声やセリフは他の役者さん達と比べて練られてない感じがあって少し物足りなかったのですが、他の部分は十分かっこよかったです。
生真面目で知に走りすぎた青年。
良い感じでしたね。
衣装も似合っていたし、主役の大任を見事に果たしていたと思います。


古田新太うまいな〜。
コウモリのように立ち回りながら、なんとか双方の血を流さずに済ませようとする才谷。
真面目にやりすぎると厭味になるし、軽薄すぎてもいけない難しい役どころだと思うのですが、そういう役こそこの人は得意なんじゃないでしょうか。


段田安則うまいな〜。
生で見たのは初めてでしたが、相変わらずのとぼけた感じが大好きです。


・知らない役者さんだけど良いな。
野田の芝居に必ず1人は出てくるような女性wを演じた美波。
情けない父親を演じた中村まこと
知らない役者さんだったのですが、かなりはまってたと思います。


・ちょっと泣いちゃったw
意外かどうかは分かりませんが、私、わりと涙もろいんです。
で、ラストのあたりで泣けてきちゃったんですが、涙が鼻の方から出てしまってちょっと困ったのは内緒w
良いラストでした。

こんな感じです。
いやー、久しぶりに良い芝居を見たなぁ。
やっぱり人を殺してはいかんのです。