最近読んだ本

引越してからこっち、わりと本を読んでます。
ちょっと感想を書いてみたい本が何冊かあるのですが、なかなか書けないのでとりあえずタイトルと簡単なコメントだけ載せときます。
個別の本についてはあとで書くかも書かないかも。

パンデミック・フルー

パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック

パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック

インフルエンザの大流行についての話。
非常に有益なのでみんな読んだ方が良い。
扇情的ともとれる表紙と文章のフォント使いはあまり好きではないけれど。

水はなんにも知らないよ

良書。
単なるニセ科学批判に終わっていない。
水に対する知識の啓蒙にもなっている。

フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

おもしろい。
特に難しいことをしらなくても読める。
専門用語が出てきても、そういうものがあるんだな、と思って読めば良いし。
あと、一般の読者にもちゃんと分からせようという配慮が感じられるのも好感度が高い。

旧怪談

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

江戸時代の怪談を現代の語彙でリライトしたもの。
ユーモラスで味わいがある。

暗号解読

暗号解読(上) (新潮文庫)

暗号解読(上) (新潮文庫)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

補遺は上下各巻につけて欲しかった…。
おかげで上巻を読んでる間も下巻を持ち歩くハメに。
良い本だけど、後半は若干説明がうまく噛み砕かれていないように思う。
そもそも理解が難しい分野だから仕方ないのだけど。

Self-Reference ENGINE

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

むちゃくちゃな話。
でもこういうむちゃくちゃさと、各所に出てくるユーモアは好みだ。
高橋源一郎を彷彿とさせるところがある。

教養主義宣言

新教養主義宣言 (河出文庫)

新教養主義宣言 (河出文庫)

今から10年、もしくはもっと前に山形浩生はこれを書いていた。

貧困の終焉―2025年までに世界を変える

貧困の終焉―2025年までに世界を変える

貧困の終焉―2025年までに世界を変える

極度の貧困は根絶できると説く。
根絶されたとき、世界の資源はどうなるのか、恵まれた先進国に生まれた私は不安に思ってしまう。
それでも、著者の示す方向を目指す勇気を持ちたい。