「極限推理コロシアム」「時限絶命マンション」
ミステリ好きだと言ってるくせに、碁のことばかりでミステリのことを書いてませんでしたね。
看板を偽ったままだとまずいので、最近読んだミステリの感想など、ちょっくら書いてみましょうか。
数日前にこの2冊を読みました。
作者は矢野龍王という人で、去年デビューしたみたいです。
"久々に読んだことのない人の本を読もうかな〜。"
"そういや、ここ数年で出てきた人のミステリってあまり読んだことないな〜。"
"じゃぁ、テキトーに買ってみようか。"
という流れでなんとなーく選びました。
まずは1冊買って、おもしろかったので翌日すぐに2冊目を購入。
念を押しておきますが、この行動からも分かるようにおもしろかったんですよ。
ただ…、期待していたものと違ったんです…。
そりゃー勝手に期待した私のせいではあるんですが、でもねぇ…。
論理パズルとしてとっても美味しそうな舞台を設定していて、その気にさせておいてサスペンス。
カレーだと思って食べたらハヤシライス*1だった、みたいな感じ。
読んでみれば分かるんですが、ホント論理パズルにもってこいの設定なんですよ!
つーか、作者もそれを意識して書いているはずなのに!
でも味付けはサスペンス…。
美味しかっただけに、妙な気分になってしまいました。
*1:だけどおいしい。