読書2008

全体:116
内訳:
    フィクション:35
    経済:26
    碁:15
    ビジネス:9
    歴史:6
    科学:5
    会計:5
    政治:3
    コンピュータ:1
    医療・健康:1
    英語:1
    環境:1
    社会:1
    法:1
    論理:1
    etc:5

今回も年間100冊の目標は達成しました。これで3年連続かな?数字にこだわってもあまり意味はないのですが、決めたことが達成できているってのは、まあ、良いことです。全体の冊数もちょうど良い感じだと思います。ただ、冊数が減った分、前回の振り返りで言ったような「読書の質を高める」ことができたかというとそうでもないので、それは引き続き意識していこうと思います。あ、冊数の目標は今年も100冊で。


個別のジャンルについては、フィクションの35冊はちょうど良いくらいですね。久しぶりにラノベに手を出してしまったので、下手をしてずぶずぶハマってしまわないように気をつけたいところです。さくさく読めるからつい次々と手を出してしまって、他の本を読む時間を奪われてしまいがちなんですよね。適当なところでブレーキをかけておこうと思います。
経済の26は…、こんなに読んだんだ…。ただ、投資関係の本とかも経済に含めてしまってるから、もうちょっと狭い意味での経済の本は15冊くらいですね。数は、まあ、こんなもんでしょう。それより、も少しちゃんと基礎的な部分の理解を深めることを意識しないと、うわべを撫でただけになってしまいそう。今年は少し骨のある本を1,2冊読みたいところです。
碁の15は、まだちょっと多いかもしれないけど、こんなもんかな。過去数年、それなりの数を読んで、著者との相性みたいなものも分かってきつつあるので、新しい本を買うのはもう少し絞るようにして、再読の方に力を入れることにします。
科学の5、コンピュータの1はもっと増やしたいところ。てか、コンピュータの1はひどいな…。経済の本が増えた影響をもろにうけてますね。ここはなんとかしないといけません。
あとは、まあ、相変わらず脈絡なく読んでる感じで、とても私らしいですね。ここらへんは多分変わらないよなぁ。掘り下げるテーマはキープしつつ、今後も幅広く読むようにします。


あと、読書、とはちょっとずれるのですが、今回改めて分かったことがひとつ。私の場合、同時に勉強するテーマは2つくらいが限界な感じです。*1
2008年は経済と英語の勉強を強化*2したのですが、その分コンピュータが手薄になってしまいました。時間が割けないという部分もあるのですが、それ以上に頭の切り替えが難しい感じです。経済の勉強に集中している時期は、時間が取れれば経済の勉強に充てたくなってしまうんですよね。あと、テーマ間の距離も重要。会計の勉強もしたのですが、内容的に経済と関連があったので、比較的切り替えしやすかったですね。
なので、同時にいくつものテーマを平行してやるよりは、期間を区切って、集中して勉強していく方が良さそうです。今年はそこらへんをもう少し計画的にやってみます。

2009/02/06 追記

各ジャンルの印象に残った本の紹介を書きました。紹介してないジャンルもありますが、そういうのは書くほどのものがなかったジャンルです。あと、すでに紹介を書いてしまっていたものもありますので、それについては下にリンクを貼っておきます。

*1:趣味に割り当てているリソースを減らせばまた違うとは思うのですけど…。

*2:ちなみに、英語の本が少ないのは本を使って勉強してないからです。

件のケータイ小説について

ちまたで話題の携帯小説あたし彼女」について、思ったことをつらつらと。


正直な話、3ページで「ねーよwwwwww」とか思ってギブアップしたのですが、なんか妙に引っかかるものがあったのも事実で。なんだろなー、とか考えて思いついたのが、あれは通常よりも人の想像力というか妄想力に訴えかける類いのものかもしれない、ってことです。
そういう意味では、小説というよりも詩に近いんじゃないかと。


私、以前から、「人は記号で発情する」ってのは正しいと思ってまして。どういうことかというと、人はなんかのキーワードを見つけて、それに自分で勝手にイメージをふくらませて好きだの嫌いだの反応をする、ということで。ひっかかるキーワードをうまく配置しておけば、読者は勝手に妄想して補うわけです。
でまあ、例のヤツはそのあたりの配置とリズムが上手いのかもな、という気がしました。私の場合、今回、全くこれっぽっちも引っかかるキーワードがなかったからアレだったのですが、それなりに萌える設定で書かれてたら、例えば「荒野に置き去りにされた自動販売機の独白」*1とかだったら意外と号泣してたかもな、という気もちょっとします。
…マニアックすぎますかね。や、私、取り残された機械って設定のSFにやたら弱くって…。


あと、とり・みきのラスト・ブックマンに出てくる自販機本ってのをちょっと思い出しましたよ。

ラスト・ブックマン

ラスト・ブックマン

*1:昔、そういう短編小説があったんです。

taspoがイヤ

まず

誤解のないように先に断っておきますが、「未成年者の喫煙阻止」は重要な問題だと考えています。
またその問題に対してtaspo導入はある程度の効果はあるだろうとも思っています。
それは前提とした上で、でもいまひとつ賛成できない感じだなー、というお話です。

イヤな理由

  • 持ち歩くカード増やしたくない。
    • ただでさえ減らしたいと思っているのに…。
      • 現在持ち歩いているカードは10枚前後。
  • リスクとメリットのバランスが悪い気がする。
    • 紛失時に悪用されるリスク。
    • プライバシー漏洩のリスク。
    • (ユーザにとっての)メリットは…?
  • 本来あるべき対策は、お酒とかと同様に、タバコ自販機の撤去だと考えている。
    • taspoはごまかしのように見えてしまう。
    • 今後5-10年のスパンで、タバコ自販機は駆逐されると個人的に予想している。
      • いずれは大幅な値上げも行われるだろうし…。
      • ので、無駄な投資になるんじゃないかなぁ、ってのもイヤな理由の1つ。

結論

タバコをやめました。*1

*1:もう2ヶ月以上経過しています。口先だけだと思われるのもアレなので、一応補足。

読書2007_ジャンル別_科学

フェルマーの最終定理/暗号解読/水はなんにも知らないよ

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

暗号解読(上) (新潮文庫)

暗号解読(上) (新潮文庫)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

どれもおススメです。
感想はこちらに書いてあるので省略。

読書2007_ジャンル別_英語

エルマーのぼうけん/エルマーとりゅう/エルマーと16ぴきのりゅう

エルマーのぼうけん - My Father's Dragon 【講談社英語文庫】

エルマーのぼうけん - My Father's Dragon 【講談社英語文庫】

エルマーとりゅう - Elmer and the Dragon 【講談社英語文庫】

エルマーとりゅう - Elmer and the Dragon 【講談社英語文庫】

エルマーと16ぴきのりゅう - The Dragons of Blueland 【講談社英語文庫】

エルマーと16ぴきのりゅう - The Dragons of Blueland 【講談社英語文庫】

「エルマー」ってこういう話だったなー、なんて思って懐かしかったですね。


なんでこういう本を読んだのかと言いますと、現在、英語を細々と勉強中なのです。
で、簡単なものを多読する、というのがわりと効果的な勉強法と聞いたので、読んでみたってことです。
この勉強法は悪くないと思うのですが、「簡単な英語の本」を継続的に入手する良い方法を確立できていないため、まだ「多読」ルーチンには入れていません。
や、その手のシリーズ物を片っ端から読んでいけば良いのですが、私、「興味のない本は読みたくない」っつーわがままな人なもので…。

読書2007_ジャンル別_経済

貧困の終焉―2025年までに世界を変える

貧困の終焉―2025年までに世界を変える

貧困の終焉―2025年までに世界を変える

世界から極度の貧困をなくし、すべての人が開発の梯子に足をかけられるようにするために。
この本で論じられていることがどの程度正しいのか、私には判断が難しいのですが。
でも、私の関心をひきつけたことは確かです。
関心を継続させ、少しずつでも、自分にできることを考えて実行していきましょう。


手始めに、Vimユーザとしてウガンダへの寄付はしようかと。